『機動戦士ガンダムSEED』は、2002年から2003年にかけて放送されたガンダムシリーズで、平成のファーストガンダムとして当時ブームになりました。
コズミック・イラ70年を舞台に、遺伝子操作によって生まれた「コーディネイター」と自然に生まれた「ナチュラル」間の抗争を描いたストーリーとなっています。
ストーリーもさることながら、個性的なキャラクターと、魅力的なモビルスーツも特徴的でしたよね。
今回の記事では、『機動戦士ガンダムSEED』のモビルスーツの強さを独断と偏見でランキング形式で紹介します。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のランキングはこちらでまとめていますので、よければご覧ください
『機動戦士ガンダムSEED』機体強さランキングTOP10
10位:バスターガンダム
バスターガンダムは、地球連合軍が開発した5体のガンダムのうちの1体で、ヘリオポリス襲撃時にザフトに強奪されました。
パイロットはディアッカ・エルスマンです。
2挺の大型砲
左腰アームの「94mm高エネルギー収束火線ライフル」、右腰アームの「350mmガンランチャー」がメイン武装です。
連結することで「超高インパルス長射程狙撃ライフル」「対装甲散弾砲」として使用でき、戦艦や量産機を圧倒していました。
アークエンジェル所属に
序盤はザフトに強奪されたことで、ザフト機として戦闘に出ていました。
しかし中盤でアークエンジェル、スカイグラスパーとの戦闘で行動不能となり、そのまま回収されます。
修復後は放置されていた本機ですが、オーブ戦の際にディアッカが再搭乗。アークエンジェルに合流します。
最終的にはアークエンジェル所属のモビルスーツとなり、最終戦にも参加します。
敵機が味方につく展開は、いつ見ても胸が熱くなりますよね。
最終戦を生き残る
最終戦ではプロヴィデンスガンダムとの戦闘で中破するものの、デュエルガンダムとともにレイダーガンダムを破壊する活躍を見せます。
量産機や戦艦の撃墜が多かったのと、大破した機体が多い中で残った機体というのもあり、10位にランクインしました。
9位:デュエルガンダムアサルトシュラウド
デュエルガンダムもバスターガンダム同様、ヘリオポリス襲撃時に強奪された機体です。
5機の中では最初に開発された為、特徴的な武装はありませんが、その分機動性に優れた機体です。
パイロットはイザーク・ジュールです。
アサルトシュラウド
ザフトにより開発された追加装甲です。
ミサイルポット、レールガンが追加され、火力が上がっています。
また、機体各部にスラスターも増設されたので機動力も向上しています。
ただ、「アサルトシュラウド」自体にPS装甲が無いのと、総重量が上がったため重力下での活動が制限されてしまったのが難点です。
最終戦での活躍
最終戦ではフォビドゥン、レイダーを撃墜するシーンがありました。
特に「アサルトシュラウド」をパージしてでのフォビドゥン撃墜は印象的なシーンでしたね。
最終戦での活躍と、「アサルトシュラウド」以外の破損がないことから9位にランクインしました。
8位:イージスガンダム
イージスガンダムもバスターガンダム同様、ヘリオポリス襲撃時に強奪された機体です。
5機の中で唯一、可変機能を持っています。
パイロットはアスラン・ザラです。
変形機能
イージスの変形機能は主に宇宙空間での高速強襲に重きをおいています。
MA携帯は両手脚を進行方向に伸ばした「巡航形態」と、その手脚を広げた「攻撃形態」の2種類があります。
また、MA時には腹部に装備された580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」が使用可能です。
当時はゲテモノ変形に度肝を抜かれましたが、いざプラモデルで見るとZガンダムほど複雑な変形ではないんですよね。
整備泣かせな変形とは思いますが。
実際イージス以降、ここまで複雑な変形機能を持つ機体は登場しませんでした。
ストライクとの戦闘
劇中中盤ではストライクと激戦を繰り広げます。
個人的に一番好きな戦闘シーンです。
MA形態でしがみつき、ゼロ距離でスキュラを撃つタイミングでエネルギー切れを起こしてしまいました。
アスランのとっさの機転で自爆し、両機ともに大破しました。
強奪されたガンダムの中で唯一、ストライクと互角にやりあえたことを踏まえ、8位にランクインしました。
7位:カラミティガンダム
カラミティガンダムは、地球連合軍が生体CPU「ブーステッドマン」用に開発した3機の1機で、「バスターガンダム」の発展機になります。
パイロットはオルガ・サブナック。
圧倒的な砲戦火力
多数の火砲の搭載しており、火力は劇中でも上位に位置します。
敵機を撃墜する描写もかなり多い印象です。
また、機体の重量化に伴いスラスターも各部に多数設置されているので、ある程度の機動力はあります。
素性でのホバー移動も可能です。
実は換装可能
地球連合軍の万能機開発計画「リビルド1416プログラム」のベース機で、ストライクのように換装が可能。
「エールカラミティ」「ソードカラミティ」といった派生機も実際に存在します。
砲撃機が先行して開発されたため、劇中では本機のみが登場しています。
圧倒的火力での活躍や、キラやアスランたちと互角の戦いを繰り広げたことから7位にランクインしました。
6位:フォビドゥンガンダム
フォビドゥンガンダムもカラミティ同様、地球連合軍が開発した3機の1機です。
パイロットは、シャニ・アンドラス。
防御面に優れた機体で、実体弾を無力化する「トランスフェイズ装甲」、ビームを屈折・偏向させる「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」を装備しています。
説明だけ聞いたら「無敵なのでは?」と当時は思っていました。
それだけに「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」を実弾で破壊したシーンは「なるほど〜」と思った記憶があります。
フリーダム・ジャスティスと互角に戦っていた面や、防御で敵を無力化していたシーンなどを含め6位にランクインしました。
5位:レイダーガンダム
レイダーガンダムもカラミティ同様、地球連合軍が開発した3機の1機です。
パイロットは、クロト・ブエル。
イージスと同系列の可変機ですが、変形はかなり簡略化されています。
機動力に優れ、フリーダムを圧倒しているシーンが多かったのも印象的です。
キラが錯乱していたのもありますが、フリーダムの頭部を破壊したこともあります。
キラ達を圧倒していたシーンや、最終戦で最後まで残っていた部分などを加味して5位にランクインしました。
4位:ストライクガンダム
地球連合軍が開発した5体のガンダムのうち、最後の1体です。
キラ・ヤマトが主にパイロットを勤めています。
最後に開発された機体と、キラが設定したOSが相まって優れた機動性を持ちます。
また、独自の換装システム「ストライカーパックシステム」により、状況に合わせて装備を換装可能です。
戦艦1隻とモビルスーツ1機、モビルアーマー1機という状況から目まぐるしい活躍を見せてくれました。
また、ラストでは戦艦の主砲を防ぐシーンも感動もの。
そんな数々の活躍を踏まえ、4位にランクインしました。
3位:プロヴィデンスガンダム
プロヴィデンスガンダムは、終盤でZAFTが開発したモビルスーツです。
フリーダム・ジャスティスと兄弟機で、ラウ・ル・クルーゼの最終搭乗機です。
特徴的なのは、全方位から攻撃可能なドラグーンシステムです。
最終戦で登場し、バスター、ストライクと次々と戦闘不能に追い込んでいました。
圧倒的なラスボス感でしたよね・・・。
フリーダムとの戦いでも有利に展開し、圧倒していました。
急造の機体とは思えない活躍ぶりから、3位にランクインしました。
2位:ジャスティスガンダム
ジャスティスガンダムもフリーダムの兄弟機で、核エンジンを搭載しています。
特徴的な武装はバックパックの「ファトゥム-00」。分離して遠隔操作が可能です。
これにより本機を乗せての運用や、連携して敵を圧倒することができます。
単純な火力ではフリーダムに及びませんが、それでもビームブーメランなど、武装は多岐に渡りかなりの火力を持っています。
キラとの連携や、ジェネシス破壊の活躍から2位にランクインしました。
1位:フリーダムガンダム
堂々たる1位はやはり「フリーダムガンダム」です!
ジャスティスやプロヴィデンスと兄弟機で、各エンジンを搭載しています。
パイロットはキラ・ヤマト。
第35話「舞い降りる剣」の、アークエンジェルを救出するシーンは語り継がれる名シーンですよね。
特徴的な武装は翼を広げた「ハイマットモード」と一斉射撃の「フルバースト」
同時に使用することが多いので「ハイマットフルバースト」と呼ばれることも多いです。
短期での大気圏突入も可能でまさに敵なしの機体となっています。
ただその分、パイロットに求められる技量は大きいので、コーディネーターの中でも特に優れた能力が必要となります。
劇中での活躍や、人気の高さから今回1位にランクインしました。
まとめ
『機動戦士ガンダムSEED』のモビルスーツをランキング形式で紹介しました。
どれも個性溢れる機体で、今回紹介仕切れなかったモビルスーツもたくさんあります。
- まだ『機動戦士ガンダムSEED』を見たことがない
- もう一度『機動戦士ガンダムSEED』を見返したい
という方は、ぜひ今回紹介したモビルスーツも探しながら見ていただければと思います。
『ガンダムSEED』のレビューはこちらの記事でまとめていますので、よければ参考にしてください。
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